大分/日田の創生に溢れんばかりの情熱を注ぎ込む岡野涼子さんと地方を盛り上げるプロフェッショナルの博報堂ケトルの日野さん(Qualities編集長)のご縁で、かの、岩手オガールプロジェクトの仕掛人、「岡崎正信氏と友達になれますよ」とお誘いいただいたので(😅)、日田で開催された高校生イベント「僕らのみらい会議2021」に出席してきました。
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日田は、人口6万人。高齢化が加速度的に進んでいる典型的な地方都市だ。
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過疎化する街に暮らす若者たちは、どのように現実を受け止めているのだろうか、どんな夢を抱き、不安を感じてるだろうか、そんなことを考えながら街をぶらついた。
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高校生たちは、
「日田に移住してくる人が増えるためにはどうしたらいいですか?」
「地元の人が地元に興味を持つためにはどうしたらいいですか?」
「地域が発展するために高校生にできることはありますか?」
「地方での事業って不安じゃないですか?」
そんな質問を矢継ぎ早に投げかけていた。
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それに対して岡崎さんが、熱く語っていた。
「そもそも生きるってことは、不安だらけなんだよ」
「郷土愛ってのは、なんだか子供の頃に、友達に母親を馬鹿にされた時の気持ちと同じなんだよなぁ」
「できることをやるんじゃなく、やりたいことをやるんだよ」
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(コロナ感染を避けるために無観客でYoutubeでの中継開催)
日田は、自然が豊富な林業の街だ。「進撃の巨人」の作者諫山創さんの出身校として有名になった、県立日田林工高校は、日本で唯一存在する「林工高等学校」だそうだ。
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高校生の話を聞きながら、岡崎さんの話を聞きながら、また、街のみなさんの話を聞きながら、自分ならどうするかなぁと考えた。
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林業にこれだけ誇りをもっている街だから、製造業はもちろん、小売業も、観光業も、林業を中心に事業を組み立てていくべきだろう。余計なことはしなくていいんじゃないかな。森林ビジネスに集中し、日本有数の林業の街として差別化を図る。
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大人たちは、林業の活性化に情熱を燃やす意欲ある若者たちが、出身者はもちろん、全国からここに集いたくなるように協力しなくちゃならない。シャッターを閉めたままの不動産を街から取り除き、10年・20年計画で中学・高校生の頃から事業の創り方を教え、金融で支援する仕組みをコツコツ始めるのが結局のところ近道になるんじゃないかな。
こんなにも故郷を愛する若者がいる街は大丈夫だ。彼ら彼女らのうち2,3人が思い切った起業のチャレンジをして成功できれば、日田復活に向けたムーブメントが起きるんじゃないかな。
熱量勝負で。
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友人でもある、元西日本新聞記者の川崎さんが汗をかく、原次郎左衛門(まるはら醤油)に立ち寄ってみました。開発した「鮎魚醤」が年明けからTVやYouTuberなどで大きな話題となり、現在、売り切れ中。5月まで生産が追い付かないそうです。凄いことだ。
おー、いたいた。川崎さん。
あ、すみません。目つぶっちゃいましたね。
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頑張ってください!!
日田のみなさん、また、お会いしましょう。